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Home>岐阜エリア>体験>日本の伝統文化を伝える、淺野鍛冶屋のワークショップ
日本の伝統文化を伝える、淺野鍛冶屋のワークショップ

日本の伝統文化を伝える、淺野鍛冶屋のワークショップ2018.12.20

1,909 views

室町時代からの歴史がある、岐阜県関市の刀鍛冶。
淺野太郎さん(刀匠名 房太郎)は二十五代藤原兼房刀匠の元で6年間修行し、
およそ20年の月日をかけて、刀鍛冶の業と心を学んできたそうです。

そして今から14年前、淺野さんの地元である羽島市に「淺野鍛冶屋」として独立。
淺野さん自ら教えていただけるナイフ作りのワークショップがあると聞いて、お客様が体験しているところにお邪魔してきました♪

集合写真

日本の伝統文化が体験できる、淺野鍛冶屋のワークショップ

淺野鍛冶屋

岐阜羽島駅から車で5分ほどの住宅街にある淺野鍛冶屋の工房。

淺野鍛冶屋

到着すると早速ワークショップが始まっていました♪

淺野さんが説明する様子

今日ワークショップに訪れていたのは、
福島県在住のヤスシさんとオーストラリア出身のアンディーさん。
外国人の方にも人気で、多くの方が参加されているそうです!

淺野さんが説明する様子

「鍛冶には大きく、鍛造、削り、焼き入れ、研ぎ、の4つの工程があります。今日はその工程でナイフを作ります。」

淺野さんが説明する様子

説明が一通り終わったら、ナイフのグリップ部分のデザイン選び。

「一番オススメなのが真ん中のスネイクテイル。これは昔の蕨手刀(わらびてとう)からきている形です。」

ナイフの見本

2人ともオススメのスネイクテイルのグリップを選択!
早速、実践練習に移ります♪

鍛造(金属を叩いて加工すること)の練習

まずは火起こしから。
細い鉄をハンマーで叩き、火を起こしていきます。

カーン、カーンと叩き続けると熱を持ち、色が赤く変わってきます。
そこを紙につけると燃え上がり火種となります。

火起こしする様子

何もないところから生み出すので、神聖な火とされており、
仕事の無事を祈る意味も込められているそうです。

火起こしする様子

この火を使い鉄を熱する場所を、火床(ほど)と呼びます。

火起こしする様子

そして火床の横にある「ふいご」と呼ばれる空気を送る箱を使って空気を送り、火を調整していきます。

熱してオレンジ色になった鉄

鉄が明るいオレンジ色になったら、鍛造に適した温度になったサイン。

鍛造する様子

「力任せに叩いてはダメ。力を使わないように、重力やハンマーの重さで叩きます。重さを使うときはリラックスして、なるべく高く上げて下ろす、というイメージ。」

鍛造する様子

淺野さんがお手本を見せてくれます。
「叩くときにはリズムが大切。同じリズムで叩けば疲れにくくなりますよ。」

鍛造する様子

私たちも鍛造を体験させていただきました!

まずは、ふいごで風を送るところから。
勢いよく風を送るほど火の粉も舞い上がり、すごくキレイ!

ふいごから風を送っている様子

鉄を十分熱したらハンマーで叩いていきます。

「リズムよく、上から落とすように…」

鍛造する様子

「思ったよりハンマーが重い!!」

一見簡単そうに見えますが、ハンマーも重く、叩き方も力任せになってしまいます…
この叩く姿をかっこよく出来るようになると、自然と仕上がりもキレイになるんだとか!
それが出来るようになることを目標に、いざ本番へ♪

練習が終わったら、いよいよナイフ作り!

ナイフの見本

形を整えた物から始めるので、誰でも簡単に鍛冶体験ができますよ。
今までは8歳〜90歳の方がワークショップを体験したそう!
本当にどの年代の方でも楽しめるんですね♪

淺野さんが説明している様子

叩く場所や目標の形を教えていただき、作業開始!

アンディーさんが鍛造する様子

練習と同じ要領で、熱した鋼を叩いて伸ばしていきます。

アンディーさんが鍛造する様子

「この使っているハンマーは鎚(つち)とも言いますよね。実はここから生まれた言葉があるのはご存知ですか?」

淺野さんが鍛造する様子

「2人で鉄を打つときに交互に槌で打ちますよね。相という漢字には互いに、という意味もあるので、この動きのことを相槌(あいづち)と呼ぶようになったんです。」

淺野さんが話す様子

「それも、昔は出稼ぎでいろんなところから鍛冶場へ働きに来ていたので、地方ごとの方言があって指示がうまく伝わらなかったんです。なので鍛治屋同士で伝わる言葉が生まれ、それが今の言葉の語源になってるんですよ。」

なるほど!!鍛冶場から生まれた言葉が今は日常で使われているんですね…
とても奥深いです。

貴重なお話をお聞きしつつ、作業は進みます。

スネイクテイルを作る様子

ここからはグリップ部分を作っていきます。

スネイクテイルを作る様子
スネイクテイルを作る様子
スネイクテイルを作る様子

あっという間に、蛇のようなスネイクテイルのグリップが完成!
鉄を自由自在に操る、鍛冶職人の技が光ります♪

完成したスネイクテイル

グリップ部分が冷えたら、尖った角を削る作業。
これが2つ目の工程です。

ヤスリで削る

角が削れたら、ナイフの形が完成♪

完成したナイフ

2人とも、スネイクテイルのグリップが見事に出来上がりました!!!

美しい炎の焼き入れ作業

鍛冶の工程で、私が特に感動したのは焼き入れの時。

本当の鋼の色を見るために、工房を真っ暗にして鋼を熱します。
その後に油に入れ、鋼の強度を高める作業です。
途中で鋼が割れてしまうこともあるので、集中して作業をします。

焼き入れ作業

真っ暗な中、燃え上がる炎にゴーッという風の音、
ぱちぱちと炭の燃える音だけが工房内に響きます。
ほどよい緊張感がただよい、神聖な空気を感じます。

この雰囲気は写真でお伝えしきれないので、ぜひ実際に体験していただきたいです!

熱したナイフを油の中に入れる

十分に熱したナイフの刃先だけを、油の中にジュッと入れます。

その後は油の中に全体を入れて油ごとしばらく熱します。
油の中に入れることによって、さび止めにもなるそうです。

ナイフを油の中に入れる

5分ほど置いたら、焼き入れ完了。
ナイフが真っ黒になりました!

焼き入れが終り黒くなったナイフ

刃を研いで、切れ味を確かめたらナイフの完成です♪

完成したナイフを持つアンディーさん

淺野さんは英語が堪能なので、英語でワークショップの説明も可能。
アンディーさんもとてもわかりやすいとお話しされていました。
外国人の方に人気の理由がここにもあるかもしれませんね♪

淺野さんの想い

「完成したものはもちろんですが、出来上がる工程がキレイなので、それを見せたかった。」

淺野さんが話す様子

「そのキレイな工程を見せたかったから、ワークショップを始めたんです。」

確かに炎のキレイさと、鍛冶をする姿がとてもかっこよくて感動しました。

炎の写真

「技術伝承のために、いろんな方に見ていただき、伝えていく。私たちはエンターテイナーでありたいと思っています。」
とお話していた淺野さん。

淺野さんが鍛造している様子

「いろんな人に鍛治を身近に感じてもらいたい!」という想いで、2・3ヶ月ごとにオープンショップやイベントを開催したり、海外でも作刀の実演をされているそうです。

皆さんも日本の伝統を楽しく体験しに来てはいかがでしょうか♪

サムライナイフ

そしてこちらは、刀鍛冶の技術から生まれた淺野鍛冶屋の特別な包丁。
切れ味がよく、食材の繊維を壊さないので、より美味しく料理ができます!
こちらもぜひチェックしてみてくださいね♪

ASANOKAJIYA classic オンラインショップ

店名 淺野鍛冶屋
住所 岐阜県羽島市江吉良町454‐1
営業時間 9:00〜17:00
定休日 日曜日・祝日・第1、3月曜日
TEL 058-374-3818
料金 31,500円(税込)〜
体験予約 activityjapan.com
WEB asanokajiya.com
掲載情報は2018年12月20日配信時のものとなります。
掲載時と内容が異なる場合がありますので、詳細は直接お問い合わせください。
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