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遊具で遊んだり、原っぱでのんびりしたり、テニスやパターゴルフなどのスポーツをしたり。いろんな過ごし方で一日中遊べる養老公園。
その中にある「養老天命反転地」は、とっても不思議な場所。
広大な敷地には、ぐねぐねと蛇行するたくさんの細い道や、でこぼこしたフィールド、斜めに傾いた建物などがあります。
実はこれ、世界で活躍したアーティスト荒川修作氏と、アメリカ出身の詩人、マンドリン・ギンズ氏が30年以上もの構想を経て生み出した壮大なアート作品なんです!
予想できない不思議な空間で身体を使い、バランスを取ることで、自分の身体が持つさまざまな可能性を見つけられる。そんなテーマが込められているのだとか・・・。
うーん、難しい・・・(笑)
これは、「考えるのではなく、感じろ!」ということでしょうか。
ワクワクしながら入場すると、まず目に入るのが「養老天命反転地記念館」。
派手な24色の外壁が存在感を放っています。
中もカラフルで迷路みたい!
ここには荒川・ギンズ両氏のデッサンやCGなどの作品が展示されています。
あの建物は何!?
屋根が変な形をしていますよ!
ここは、「極限で似るものの家」という作品
よく見ると市町村が書かれている・・・。
なるほど、屋根が岐阜県の形をしているんですね!
地面にも岐阜県地図が。
「消えない道」・・・?なんだか不気味です・・・。
恐る恐る中へ足を踏み入れると、高い壁が何枚も立ちはだかります。
壁に分断されたベッドに・・・
トイレや浴槽・・・
天井を見上げると、地上を反転したようにベッドなどが配置されています。
非日常の中に突然現れる日常の生活道具たち。上下が対になった空間・・・。
ここにいると、自分の身体の感覚が不確かなものになっていくような気がします。
「極限で似るものの家」を出ると、とっても細い道を発見!
「死なないための道」・・・?
どういう意味かは行ってみれば分かるかも♪
ずんずんずんずん・・・
ひたすら進みます。
こんなに細いので大人がすれ違うのは一苦労。
いつの間にか高いところへ♪
この道の先に何が待っているのか・・・
それは、実際に行ってみてのお楽しみということで♪(笑)
その目で確認してみてくださいね。
続いて「楕円形のフィールド」と呼ばれるエリアへ。
ここには先ほどの「極限で似るものの家」を分割した9つのパビリオンが点在しています。
足元にキッチンなどが埋め込まれている「宿命の家」。
ソファや壁が斜めに傾いている「白昼の混乱地帯」。
正直どのパビリオンも、「どういうこと?」と疑問が起こるばかり。
でもなんとなく分かってきたことは、理屈や言葉では説明できないということ!
思いっきり身体を使うことが、このアートを満喫する秘訣♪
坂があれば駆け上がる!!
ダダダダダダ・・・!
キャー!・・・急すぎてムリだぁ~(笑)
岩山があれば
よじ登る!!!
なぜか頂上にポンプがあります(笑)
いつの間にか時間を忘れて、全力で遊んでいました。
こんなにはしゃいだのは久しぶり。身体はもうヘトヘト!
大人も子どもも夢中になって楽しめるのがこの不思議な空間の魅力♪
訪れるときは、動きやすいズボンとスニーカーで来るのがおすすめです。
ミュージアムショップではヘルメットや運動靴を無料で貸してくれますよ。
名称 | 養老天命反転地 |
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開園時間 | 9:00~17:00(入場は16:30まで) |
定休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29~1/3) |
料金 | 大人750円、高校生500円、小中学生300円 ※高校生・小中学生のみの入場は不可 |
身体を動かしたのでお腹がペコペコ。
原っぱでお弁当を食べるのもいいですが、せっかくなら、郷土料理や地ビールなど多彩なメニューがそろうフードコート「楽市楽座 養老」へ♪
「養老天命反転地」を出ると見える大きな白いテントが目印です。
今回は「郷土料理 GET」の「自家製どて丼(650円・税込)」をいただきます♡
甘めの味噌でじっくりと煮込んだ牛すじの濃厚な味わいは、ご飯との相性抜群!
養老産の椎茸が入った「椎茸ウインナー(3本500円・税込)」もおすすめ。
焼きたてをほお張ると肉汁があふれ出します。
おいしかった~♡
名称 | 楽市楽座 養老 |
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営業時間 | 10:00~16:00 ※季節によって休業日、営業時間が変更になる場合があります |
お腹も満たされたら、最後は「養老の滝」へ。
約30分、四季を感じる豊かな自然を満喫しながら、川沿いの散策路をのんびりと歩きます。
滝が見えてきました!
最後に岩場を登ったら・・・
到着♪
高さ30mの場所から勢いよく流れ落ちる滝の迫力は圧巻!
滝壺を間近で見ることができて気分爽快です♪
滝までの道のりは歩きやすく整備されているので気軽に登ることができます。
徒歩5分のところに駐車場もあるので、車での移動も可能です。
ほかにも養老公園には、アスレチックがそろう「岐阜県 こどもの国」や、キャンプができる「養老キャンプ場」などがあり、家族や友だち、カップルで訪れても楽しめます。
温かくなるこれからの季節、みんなで養老公園に出かけてみませんか。
名称 | 養老公園 |
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住所 | 養老郡養老町高林1298-2 |
駐車場の営業時間 | 9:00~17:00 |
TEL | 0584-32-0501 |
web | http://www.yoro-park.com/ |