
※こちらの投稿への回答は行っておりません。
俳人・松尾芭蕉の“奥の細道むすびの地”として知られる大垣市にやってきました!
大垣市は水が美しいことでも有名で、“水の都”とも呼ばれます。
市内の中心部を流れる水門川の水の源流は自噴水なんだそうですよ。
冷たくてきれいに透き通っています。
そんな水門川を眺めていると・・・
ん・・・?あれは・・・一寸法師!?
いや違います、人です!!(笑)
大垣市では春になると、「水の都おおがきたらい舟」を開催。
たらいに乗って、水門川を約1.1km、どんぶらこと下ります。
乗船には予約が必要です。人気なので早めの予約がおすすめ♪
今回、舟をこいでくれるのは、ベテラン船頭の宮川さんと日比さん。
おそるおそる乗船します・・・。
たらい舟は一艘につき3人(合計180㎏以内)まで乗船可能。
いよいよ出発!!いってきまーす♪
ゆっくりと川を下りはじめます。
舟は思ったより安定していて、乗り心地は快適♪
さわやかな春風が気持ちいい~♡
でもこのたらい舟、漕ぐのが難しそう・・・。
宮川さん「川の流れに乗るだけだから力はいらないよ。たらいが回転しないように、バランスを保つことが大事」。
そうなんですね♪
なんと、学生の船頭さんも活躍しているそうですよ。
この「水の都おおがきたらい舟」は、平成15年に始まりました。
毎年観光客に人気で、外国からもお客さんがやって来ます。
宮川さん「この川は大垣城の外堀でした。関ケ原の合戦のとき、落城する大垣城から、石田三成に仕えた武将の娘がたらいに乗って逃げたという物語があります」。
このように、船頭さんが大垣の歴史をわかりやすく教えてくれます。
たらい舟に乗るだけで、大垣について詳しく知ることができちゃいますね♪
大垣の春を体感できるのも、この舟の魅力。
季節の植物を眺めながらの川下りは風情があります。
途中の「四季の広場」では、間近で滝を見ることができて気分爽快♪
イベントが開催される4月下旬~5月初めは、こんなにきれいな新緑が見られますよ。
赤い「住吉橋」が見えてきたら、もうすぐゴール地点。
元揖斐川水運で活躍した「第二神嶋丸」が現れます。
約30分のコースも、船頭さんとのおしゃべりを楽しんでいたらあっという間!
到着しました~!
「住吉燈台」が目印の下船場は、かつて川湊として栄えていたそう。
大垣の歴史と文化を感じる風景も満喫できて大満足です♡
下船場のすぐそばには「奥の細道むすびの地記念館」があり、松尾芭蕉の「奥の細道」を追体験できたり、幕末にかけて活躍した5人の先賢の偉業を学ぶことができたりします。
大垣市のお土産の販売もしているので、ぜひ立ち寄ってみて♪
そしてこちらは、下船場の対岸にある「住吉神社」。
神社内には、大垣の新名所“むすびの聖地”があります。
ここには珍しい“はまぐりの縁むすび”なるものが・・・!
これは、大垣で芭蕉が詠んだ句「蛤のふたみにわかれ行く秋そ」に由来しています。
先ほどの「奥の細道むすびの地記念館」で、はまぐり型の絵馬を販売。
願い事を書いて神社へ奉納するとご利益があるかもしれません・・・♡
たらい舟に乗って水門川を下りながら、大垣の魅力が詰まったエリアを満喫できる「水の都おおがきたらい舟」。
春の季節だけのイベントなので、ぜひこの機会に体験してみてはいかが。
遠方から来た人はもちろん、大垣市近郊に住んでいる人も、きっと楽しめるはずですよ♪
名称 | 水の都おおがきたらい舟 |
---|---|
開催期間 | 4月16日~5月5日の土・日・祝 |
乗船料 | 2,000円/1艘につき(事前予約制、4歳未満乗船不可) |
乗船時間 | 9:20~、10:40~、12:00~、13:40~、15:00~、16:20~ |
TEL | 0584-77-1535(大垣観光協会) |
Web | ogakikanko.jp/event/fune/ |