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さて、Part1・Part2とご紹介してきた「地元女子と巡る 懐かしの風情漂う町、飛騨古川」もいよいよ最終回。
最後は、「古川祭」についてご紹介していきたいと思います。
400年以上の歴史がある古川祭。気多若宮神社の例祭で、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
裸男たちの祭典「起し太鼓」や、豪華絢爛な祭り屋台の行列、神輿巡行など、見どころがいっぱいのこのお祭り。毎年4月19日・20日の2日間にわたって行われ、この日は地元の学校や会社はお休みになるそう。住民の皆さんは何カ月も前から準備を始め、団結力を深めて祭りに臨みます。まさに、町全体がお祭りムードに!
「飛騨古川まつり会館」は、そんな大盛り上がりの古川祭の魅力をいつでも体感できる施設です。
わあ~!大きな祭屋台!!
古川祭の19・20日の両日には、屋台曳き揃えが行われます。
館内には、祭りに登場する9台の屋台のうち、3台を展示。半年に一度、屋台の入れ換えを行っています。
飛騨の匠の技を結集して作られた屋台を、こんなに間近で見ることができるんです。その迫力は圧倒的!!
これは、屋台の上に取り付けられているからくり人形。
ここでは毎日、コンピューター制御によるからくり人形の実演を行っています。
扇子を片手に立ち回る巧妙精微な動きは、まるで命が宿っているかのよう。
人形を自分の手で操ることができるコーナーもありますよ♪
この子は桃太郎でしょうか?(笑)愛嬌のある表情がなんとも可愛らしいです♡
人形の後ろから何本もの紐が伸びていて、引っ張ると、片手を上げたり、首を回したり…。
なるほど、紐を引っ張るタイミングを合わせれば、踊っているかのように動かせるんですね!でも、思うとおりに操るのが難しい…。ぎこちない動きになっちゃいます(笑)
また、この日は伝統工芸の実演も行われており、山口綏星(すいせい)さんが飛騨地方の縁起物として知られる「飛騨絵馬」に彩色を施していました。
色鮮やかで躍動感あふれる飛騨絵馬は、見ているだけでご利益がありそう。
馬の頭を家の中に向けて飾ると、幸運を招いてくれるそうですよ。
このほかにも、「古川祭」を3D映像で上映するハイビジョンのシアターもあり、祭の感動と興奮を存分に体感することができました。
施設名 | 起し太鼓の里協会 飛騨古川まつり会館 |
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住所 | 飛騨市古川町壱之町14-5 |
営業時間 | 3月~11月9:00~17:00 12月~2月9:00~16:30 |
休館日 | 12/28~1/2 |
TEL | 0577-73-3511 |
入場料 | 大人800円、高校生700円、小人400円 |
屋台行列と並んで、古川祭の盛り上がりに欠かせないのが「起し太鼓」です。
4月19日の夜、祝い唄の唱和で始まります。
「付け太鼓」と呼ばれる小太鼓を持った裸男たちは、大太鼓の櫓(やぐら)の一番近くの位置をめぐって、深夜まで激しい攻防戦を繰り広げます。
「飛騨古川まつり会館」の正面にある蔵には、直径80cmもある大太鼓が展示されています。
実際に叩いてみることもできますよ♪願いを込めて打つと良いんだとか…
そーれっ…
えいっ!!!
大きくて力強い音が辺りに響き渡ります。
勇壮な裸男たちの姿が目の前に浮かぶようです…!
でもその迫力は実際に古川祭を訪れて体感してみるのが一番だそう。
4月に足を運んで、ぜひその光景を目の当たりにしたいですね。
古川の町をぐるりと散策したら、最後は「味処 古川」へ。
ここは、お食事処としてくつろげるほか、お土産を買うのにもぴったりなお店です♪
まずは、美味しいコーヒーとケーキでほっと一息…。
スイーツのほか、手打ち蕎麦や地元の食材を使った定食などのお料理も楽しめます。
くつろいだ後は、ゆっくりとお土産選び♪
売り場には、特産品や飛騨の匠の技から生まれた雑貨などがずらり。
いろいろあって迷っちゃいます…。
中でもおすすめは、「飛騨えごま煎餅」。
試食すると、香ばしいえごまの風味と自然な甘さが美味しい♡
うん、お土産はこれに決定~!
店名 | 味処 古川 |
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住所 | 飛騨市古川町壱之町11-3 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 不定休 |
TEL | 0577-73-7100 |
いかがでしたか?
3回にわたりご紹介してきた飛騨古川の町。
こんなにたくさんの施設や観光スポット、グルメをすべて徒歩で、1日あれば十分に楽しめちゃうんです。あたたかい町の人との触れ合いもあり、きっと大満足の旅になりますよ♪