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町中に水路が張り巡らされ、風情ある町並みが残る人気の観光地『郡上八幡』。
夏には何万人もの人が踊りに酔いしれる“郡上おどり”も有名ですよね♪
そんな郡上八幡の町からは、山の上にそびえ立つ城が見えます。これこそが町のシンボル、郡上八幡城です。人気の趣ある町並みも、この郡上八幡城の“城下町”なんです。
さっそく郡上八幡城へ行ってみます!車道(※大型車は不可)で山頂近くまで行けるので楽ちん♪
城のふもとには、立派な石垣が!
現在の城郭一帯の石垣は昭和8年の再建前から残るものもあり、岐阜県の史跡に指定されているのだそう。歴史を感じますね。
そのまま進むと、見晴らしの良い展望台に到着。
すごーい!郡上八幡の町が一望できます。遮るもののない山の上からの景色は壮快です!
素晴らしい景色を楽しんだら、いざ天守閣へ!
門をくぐると…
どーーん!!
立派な天守閣が目の前に姿を現します。真っ白な壁、左右対称のきっちりとした造形が美しい…♡
そしてここにも郡上の豊かな自然を堪能できる絶景スポット!うーん、本当に良い眺め♪
いよいよ城内へ突入。すると入り口の中にも石垣が!
当時のお城もこんな感じだったのかな?探検しているみたいでワクワクしちゃいます。
郡上八幡城の始まりは、戦国時代末期。初代城主の遠藤盛数によって砦が築かれました。
明治4年の廃藩置県とともに廃城となり、翌年には石垣を残して取り壊されたため、現在ある天守閣は昭和8年に再建されたものです。
復興とはいえ、約80年前!実は、郡上八幡城は日本最古の木造天守なんです!
天井にはこのように梁が四方八方に張り巡らされており、1階、2階は吹き抜けになっています。小さな天守ですが開放的な空間♪
もちろん、階段や床も木製です。登るたびにぎしぎしと音を立てる階段も趣深く感じます。
中には貴重な所蔵品や当時の様子を再現した模型などが展示されています。
内助の功として有名な山内一豊の妻・千代の「賢妻の心得十箇条」なんてものも…!(千代は初代城主・遠藤盛数の娘なので、郡上八幡城とも縁があるんですよ♪)
なかなか深いお言葉…!参考になります!(笑)
そして、最上階からの眺めもやっぱり最高です♡
やっほ~~!!
ちなみに、山頂からは郡上八幡の町が“魚の形”に見える!と親しまれているんですよ。
写真右側の、川と山に挟まれて湾曲した部分が魚の尾ビレに見えませんか?
見えますよね?
わたしには見えます!!間違いなく魚の形をしています!(笑)
水と縁の深い郡上の町が魚の形をしているなんて、なんだか素敵じゃないですか♪
いつ訪れても十分に楽しめる郡上八幡城ですが、特別な日を狙って行くのもオススメです。
まずはこちら。
撮影:内田勝美
雲海に浮かぶ幻想的な郡上八幡城。
まるで天空の城のようなこの姿は、10月下旬から12月中旬の早朝、朝霧がたなびくと見られます。普段の慣れ親しんだ姿とはまた違い、荘厳な雰囲気でカッコいい…!
続いては、秋の郡上八幡城。
紅葉シーズンには、周辺の木々が鮮やかに色づいて城を彩ります。
毎年11月上~中旬には「郡上八幡城下町 もみじまつり」を開催。和太鼓の演奏や火縄銃の演武などのイベントのほか、夜には天守閣と庭園のライトアップも行われます。
昼の景色とはまた違う、ファンタジックな景色ですね。
2015年のライトアップ期間は11月7日(土)~15日(日)の日没から21時まで。
ブルーライトアップは11月12日(木)~15日(日)の4日間限定です。
しかも、期間中は夜間も天守閣に入れちゃうんです!最上階からライトアップされた庭園や城下町の夜景を楽しむ事ができますよ~!
このように、時季や場所によって異なる姿を見せてくれる郡上八幡城。
そんな魅力も相まって、トリップアドバイザーによる「行ってよかった!日本の城ランキング2015」のTOP20にもランクインしました。
作家・司馬遼太郎氏の著書の中でも、郡上八幡城が“日本一美しい山城”と云われていることが記されています。郡上八幡城の歴史を知り、訪れてその魅力に触れることで、その意味が分かった気がします。
皆さんもぜひ、全国へ、世界へ誇る岐阜の山城を訪れてみてはいかがでしょう♪
施設名 | 郡上八幡城 |
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住所 | 郡上市八幡町柳町一の平 |
営業時間 | 9:00~17:00(6月~8月 8:00~18:00/11月~2月 9:00~16:30) |
休館日 | 12月20日~1月10日 |
TEL | 0575-67-1819 |
Web | gujohachiman.com |
入場料 | 大人 310円(税込) 小・中学生 150円(税込) |