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白壁土蔵のそばを流れる瀬戸川や古い町並みが観光地として人気の飛騨古川。
Part1に引き続き、地元女子に案内してもらいながら町を散策しましょう♪
古川の町を歩いていると目に留まるのが、通りに並ぶ立派な木造建築。
約1,300年前の奈良時代、飛騨の大工さんたちは都に出向き、寺院仏閣の造営に活躍しました。その高い木工技術から、彼らは「飛騨の匠」と呼ばれるようになり、その技は現代にも生かされているんですね。
そんな匠の技術や歴史をじっくりと知ることができるのがここ、「飛騨の匠文化館」。
東棟から入るとまず、スタッフさんが飛騨の匠の技術についてわかりやすく説明してくれます。
「この建物は平成元年に建てられた、飛騨古川の木造建築の集大成です。“組木”という技法を用いて、釘などの金具を使わずに、当時の飛騨を代表する大工30名によって造られているんですよ」。
木を組むだけでこんなに丈夫な建物ができるんですね!不思議~!
「ただ“組む”といってもすごく複雑ですよ。この体験コーナーでは、実際に触って、大工の技にチャレンジすることができるんです」とスタッフさん。
挑戦してみると、時間を忘れてつい夢中に…(笑)
例えばこちら。3本の木で造られた「3本組木」。
単純そうに見えますが、解体してしまうと元に戻すのが意外と大変…。
大工さんが考えたパズルで、ここでは組み方が違う5種類のパズルが用意されています。
うーん、難しいっ!これを考えた人って本当にすごいですね…!
ほかにも、実際に飛騨の匠が使用した木工道具、木組みの特徴がわかる模型なども展示されています。
「飛騨の匠」の技を目で見て自分で体験することで、その技術の高さを実感することができました!
施設名 | 飛騨の匠文化館 |
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住所 | 飛騨市古川町壱之町10-1 |
営業時間 | 3/1~11/30 9:00~17:00 12/1~2月末日 9:00~16:30 |
休館日 | 木曜日(祝日の場合は開館)、年末年始(12/28~1/2) |
入館料 | 大人300円、小中学生100円 |
TEL | 0577-73-3321 |
古い町並みの「壱之町通り」を歩いていると、「観光マップはお持ちですか?」と、親切に声をかけてくれた地元のおじさま。
実はこの方は、「飛騨市まちなか観光案内所」のスタッフさん。
案内所にはこのようなスタッフさんが常在していて、行き先に迷った時には気軽に相談にのってくれます。
中には飛騨地方の情報誌や観光パンフレットがずらり!
スタッフさんは町の案内だけじゃなく、古川の歴史や暮らしなどについても詳しく教えてくれます。ふらりと立ち寄って、気さくなみなさんとおしゃべりするのも楽しいですよ♪
続いて、案内所から歩いてすぐの「渡辺酒造店」へ。
明治3年から140年以上続く造り酒屋です。
有名な地酒「蓬莱」をはじめ、多彩な日本酒がいっぱい!
おすすめはこちらの「蓬莱 上撰」だそう。
早速、試飲をさせていただきました♪ベンチに腰かけて、まずは一口…。
うーん、甘さと辛さのバランスが取れたまろやかな口当たり♪
さっぱりとしていて飲みやすく、どんなお料理にも合いそうな癖のない味わいです。
もうひとつ注目したいのが、「禁断の大吟醸ケーキ」!
“究極の酒スイーツ”を求めて開発したそう。
甘いものもお酒も大好き!という女子にはたまらない一品です♡
カステラ生地に「蓬莱 大吟醸」をたっぷり染み込ませ、さらに約1カ月熟成。そうして完成したケーキは驚くほどしっとりとした食感!そして口いっぱいに広がる芳醇な香り…。
一度食べたら忘れられない美味しさです。
地元の方もよく買う、古川の名産品。お土産にもぴったりですね♪
店名 | (有)渡辺酒造店 |
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住所 | 飛騨市古川町壱之町7-7 |
TEL | 0577-73-3311 |
Web | sake-hourai.co.jp |
いかがでしたか?
Part1に続きご紹介した「地元女子と巡る。懐かしの風情漂う町、飛騨古川」。
次回のPart3もお楽しみに…!