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中津川市にある「馬籠(まごめ)宿」といえば、お隣、長野県に位置する「妻籠(つまご)宿」とともに、中山道を代表する観光スポット。
ちなみに中山道とは京と江戸を結ぶため、江戸時代に整備された五街道のうちの一つ。
当時、この道を通る人々のための宿場が配置され、ここ馬籠宿は中山道の中では43番目の宿場として誕生したそうです。
実はここ、平成17年までは、長野県木曽郡の山口村に属していたそう。しかし、平成の大合併で県を越えた合併(越県合併)が行われ、中津川市の一部になったんです♪
今では昔の宿場町の面影を残す馬龍宿は、岐阜の東濃地方でも有数の観光地!
文豪「島崎藤村」生誕の地としても有名で、藤村の生家で馬籠宿本陣跡でもある「藤村記念館」もありますよ♪
さらに、世界的に有名なミシュランの旅行ガイドブックでは一つ星を獲得。海外からの観光客も多いのだとか☆
さて、そんな馬籠宿といえば急な石畳の坂道や古い町並、というイメージがありますよね?
そう、この坂道にはお土産物屋からお食事処がずらーっと並び、お年寄りから若い方まで、年齢に関係なく楽しめる場所なんですよ♪
坂道なので丁度良い運動にもなります(笑)
馬籠宿下入口からお土産屋さんを通り過ぎ、少し歩いていくと、大きな水車が見えてきます。
これは馬籠宿のシンボルとも言える大きな水車小屋。
すぐ脇には、「馬籠宿水力発電1号機」と書かれた建物を発見!
実際に、この水車を利用して水力発電をしているのだそう…!
発電された電気は水車小屋のライトアップや、室内照明などに使われています☆
さらに坂道を上っていくと、美味しそうな五平餅や栗菓子のお店やカフェ、お食事処が!
良い匂いをさせているお店がいっぱいあって、ついつい試食に手が伸びます…♡
ちなみこの秋の季節は、中津川の栗きんとんが大人気!
旬ですもんね~♪ たくさんの人で賑わっていました。
歩きながら私たちが気になって入ったお店は…「大黒屋」。
栗おこわの写真がとっても魅力的だったので、お腹を満たしに小休憩♡
ここは、栗おこわのほかにも、信州そばや栗ぜんざい、
お抹茶など、木曽路の味覚を楽しむことができる素敵なお店。
ん~、おいしー♡
今回、私たちがいただいたのは、栗おこわ飯の定食。
ホックホクの栗が入った栗おこわをはじめ、
丁寧に味付けされた魚の煮付けやお吸い物も付いてボリュームも満点!
ご馳走さまでした♡
店名 | 大黒屋 |
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住所 | 中津川市馬籠4255-1 |
営業時間 | 9:00~16:30(LO16:00) |
定休日 | 冬季不定休 |
TEL | 0573-69-2504 |
Web | kiso-magome.com/kai… |
もちろん、ご飯を食べたからと言って、まだまだ食べ歩きは終わりません(笑)!
ご主人の素敵な笑顔に誘われて足をとめたのは、「道中おやき本舗」。
その名の通り、“おやき”のお店♪
種類も豊富で、蒸し器から湧き上がる湯気がまたお腹を空かせてくれるんです…。
「うちのお店のおやきは、冷めても皮は柔らかいままだからね~」
どうやら皮には自慢の秘密が隠されているらしいですね…☆
さっそくいただくと……、
うん!フワッフワの生地に、熱々の具材がたっぷり詰まってます♪
これはみんなが足を止めて食べる気持ちがわかりますね♡
店名 | 道中おやき本舗 |
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住所 | 中津川市馬籠4294 |
営業時間 | 9:30~17:00 ※冬季は変動あり |
定休日 | 不定休 |
TEL | 0264-57-2453 |
さらに坂道を歩いていくと…、見えてきました。
なにやらちょっと細い路地が…!
ここを上がるとあるのが、「陣馬上展望広場」♪
なんと、恵那山とその周辺の山々の広大な景色が広がっているんです~!!!
高台の下には宿場町、そのバックには遮るもののない広い空に緑豊かな山々。
過ごしやすい秋の散歩には最高のビュースポットですよ♪
恵那山を眺めながら、展望台にある島崎藤村の『夜明け前』の一節を拝読…。
舞台となった当時の馬籠宿の様子が脳裏に浮かぶような、素敵な気分にさせてくれました。
高台にある、馬籠宿。
歴史の時代背景に想いを馳せるのもよし、雄大な山々の景色や古い町並みを楽しむのもよし。
岐阜でも有数といわれるのが納得の、素敵な観光スポットでした♡
10月頃からは、紅葉もはじまり、季節を感じながら宿場町を散歩…なんていうのもおすすめですよ♪