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ユネスコ無形文化遺産にも登録 飛騨高山の粋と誉れ「高山祭」

ユネスコ無形文化遺産にも登録 飛騨高山の粋と誉れ「高山祭」2017.5.18

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「まるで水墨画の世界がそのまま現れたみたい…!」
とSNSでも外国人に圧倒的人気を誇る飛騨高山。
その美しい古都を華やかに彩る風物詩が「高山祭」です。
屋台行事が「ユネスコ無形文化遺産」に登録されて、ますますグローバルな注目を集めています。

春と秋の2つの祭りを合わせて「高山祭」

高山祭は、春の「山王祭」と秋の「八幡祭」の2つを指す総称。その始まりは、16世紀後半~17世紀頃と言われています。櫻山八幡宮の例祭である八幡祭に対し、山王祭は旧高山城下町の南半分の氏神様である日枝神社(山王様)の例祭。安川通りの南側・上町に、12台の屋台が曳き揃います。

神社の大切な祭祀なので、春のお祭りは4月14、15日、秋のお祭りは10月9日、10日と、日にちが決まっているんですよ。

フォトジェニックな日本三大美祭の絶景

平日だというのに、古い町並みはこの人だかり。

外国人観光客と地元の皆さんが入り混じって、みんなウキウキ楽しげです。
お祭りの日のムードって、なんかいいなぁ☆

あれ、屋台蔵の戸が全開になってる!!

中は既にもぬけの空…。いったいどこに行ったんだろう?

屋台が通った後にできた車輪の跡を辿っていきます。

ちなみに…
屋台は木の大きな車輪に、こんな風に金属が巻かれているんです。
それぞれ造りが違うので、見比べてみるのも面白いですね。

中橋の上に屋台を発見!

絢爛豪華な屋台に中橋の朱色、また年によっては桜の淡いピンクが彩ることも。
これぞ日本文化と自然が融合した究極の美しさ!
華やかで雅な和の光景です。

物語性豊かな3台のからくり奉納を堪能せよ♪

高山陣屋前に、ものすごい人だかりを発見。
その向こうには屋台の姿が見えます。

どうやらこれから、お昼のメインイベント「からくり奉納」が行われる模様。
このからくりこそ、高山祭の見どころの1つなんです。

日本語、英語、スペイン語…と、様々な言語でからくり開始の案内放送が流れます。
さすがWorldwideな日本の観光地Takayama!

春の高山祭では12台の屋台のうち「三番叟」「龍神台」「石橋台」の3つがからくり人形を持っています。

先陣を切るのは「三番叟」

奉納の順番は毎年くじで決まりますが、この演目は必ず最初に行われるそうです。

モチーフは日本人なら誰もが知っている、浦島太郎。
謡曲「浦島」に合わせて、おかっぱ頭の可愛い童子が踊ります。

柔らかな手や頭の動きは、まるで生きているみたい…!

先端の玉手箱に、だんだん近づいてきました。
うわ~、開けちゃダメ!!!

あ、箱に顔つけた…。

次の瞬間、白い髭の生えた翁に変身!!

だからダメって言ったのに~と思いつつも、一瞬の出来事に観客は大興奮です!
知っているお話は、世界観に入り込みやすいのもいいですね。

激しく龍神が舞う「龍神台」

続いて行われたのは龍神台のからくり奉納。
こちらは初めて知るお話でしたが、奉納の前に放送で物語の説明が入るので安心です。

どうやら、酒乱のおじいさんが壺に入れて竹生島に置き去りにされ、怒り狂うというストーリーみたい。
それっておじいさんの自業自得なんじゃ…?
けっこうカゲキな物語ですね。

最初に現れたのは童子と立派な壺。
この可愛い男の子に捨てられちゃうのね、おじいさん(涙)。

壺から赤ら顔の龍神が登場!!
(すごい酔っぱらってる…)

髪を振り乱して、激しく舞い踊ります。
(メッチャ怒ってる…汗)

あ、花吹雪♥

あんなに怒り狂っているというのに、なんという美しさ!!
拍手と歓声が沸き起こります。

美しい女性が獅子に!?「石橋台」

今回トリを飾ったのは「石橋台」。
扇笠姿の美女「石橋人形」がとても艶やかです。

こちらは美女の打掛けがめくれて、獅子に変身するというもの。
龍神台とは違った意味でカゲキなからくりです♥♥

実際、明治時代には、風紀上好ましくないとされて差止めされていて、100年近く経った昭和59年に復活したそうですよ。

日本美女が、優雅に舞を踊ります。
人形とは思えない艶めかしさ。

おっ! 打掛けがめくれた♥

目を見張る間もなく、獅子に早変わり!
長唄「英執着獅子(はなぶさしゅうちゃくじし)」に合わせて、激しい舞が繰り広げられます。

再び美女の姿に戻って、牡丹の花を手に舞い納め。
ふぅ、何だかとても心揺さぶられるからくりでした。

綱さばきひとつとっても、熟練の技を要するからくり奉納。
町ぐるみで祭りを受け継いでいくことの尊さを感じます。

お祭りの日ならではの町歩きも醍醐味

夜祭が始まるまで、しばし高山の町中を散策。
食べ物の屋台もずらっと並んでいて、学校帰りの学生さん達も楽しんでいます。

日中は300年以上続く伝統行事「御巡幸」も。

獅子、闘鶏楽、裃姿の警護など、伝統装束に身を包んだ300名が町を練り歩きます。

こちらは、人だかりができていた「不動(うごかず)の御旗」。
天保8年に飢饉を救って以来、災難よけとして大切にされているそうです。

神明町通りにずらーっと曳き揃えられた8台の屋台も迫力満点です。
ここで記念撮影もオススメですよ☆
(※15日は本町一丁目・二丁目とさんまち通りに曳き揃えられます。)

「動く陽明門」と称される屋台を堪能
いよいよ「夜祭」へ突入!

夜の帳が下りた高山の町。

町じゅうが幻想的な提灯の灯りに包まれます。
お祭りならではのざわめきって、やっぱり心が浮き立ちますね♪

いよいよ夜祭開始!

行列の先頭を行く獅子舞たち。

澄んだ笛の音が、夜の闇に響き渡ります。

行列には可愛らしい子どもたちの姿も♥

屋台それぞれの違いを目に焼きつけて

どこの町内も「うちが一番!」と誇りを持っているという屋台。
国の重要有形民俗文化財でもある絢爛豪華な12台は、「動く陽明門」の異名を持ちます。う~ん、しびれますね!

ろうそくの温かい光をゆらめかせ、車体を優雅にしならせる姿は、ため息ものの美しさです。

それではその意匠を、一部ご紹介しましょう!

まずは先陣を切る神楽台。
屋台行列を先導する屋台。金の鳳凰をのせた直径118㎝の大太鼓に注目です。

「琴高、赤鯉に座しに来る」という故事にちなんだ意匠の「琴高台」。

丸山応挙ら最高峰の絵師の作品が集結した「五台山」。

金づくしの意匠がまばゆい、中国風の「崑崗台」。

三層構造で、最大級の大きさを誇る「青龍台」。

ユニークな怪人像など、異彩を放つデザインの「恵比須台」。

こちらの「麒麟台」は圧巻の一刀彫の技を堪能できる屋台です。

一木をくり抜いて彫り上げた籠と中の鶏の繊細な技術は圧巻!
名工・谷口与鹿氏による傑作です。

通りの向こうから現れた屋台が、方向転換する姿も迫力がありますね。

神々しさと祭りを受け継ぐ人々の誇りと温かさを併せ持つ「高山祭」。
この先の時代もずっと、続いてくことを願わずにいられません。

55年ぶりの景色が甦る!?

ユネスコ無形文化遺産の登録を記念して、4月29、30日に「高山祭屋台の総曳き揃え」が行われました。

このイベントの何がすごいかというと…?
普段は決して一堂に会することのない春の高山祭の屋台12台と、秋の高山祭の屋台11台、合計23台が同時に曳き揃えられること!

これは実に55年ぶり、半世紀以上ぶりのこと。
滅多に見られない光景が目の前に広がる、夢のような大イベントが実現しました。

ユネスコ無形文化遺産に登録され、ますます勢いづく高山祭を是非一度肌で感じてみて下さい☆

名称 春の高山祭(山王祭)
会場 日枝神社 他
開催日 毎年4月14日、15日
開催時間 【14日】
11:00~、14:30 からくり奉納(約50分)
18:30~21:00頃 夜祭
【15日】
10:00~、14:00 からくり奉納(約50分)
両日
9:30~16:00 屋台曳き揃え
13:00~16:00 御巡幸(15日は12:30~)
※2017年のスケジュールです。
駐車場 約2,000台(30分150円)
問い合わせ 0577-35-3145(高山市観光課)
WEB takayama.lg.jp

掲載情報は2017年5月18日配信時のものとなります。
掲載時と内容が異なる場合がありますので、詳細は直接お問い合わせください。
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